写真展「ベトナムのこと」
いよいよ明日から写真展「ベトナムのこと」始まります。
枯れ葉剤の被害を日本に大いに知らしめた、ベトさんドクさんの双子の存在。 分離手術は1988年に行われましたが、兄のベトさんは2007年に26歳で亡くなりました。 ドクさんは結婚され、双子の子どものお父さんになっています。
ドクさんは日本へも何度も足を運び、戦争のない世界を訴えています。 去年福岡へ来た時のお話を一部。 「私の体には、兄が生きてる。 今日は兄も一緒に来た。 枯れ葉剤の被害で障がいを持って、子どもを持った今、もっともっと頑張らないとと思う。 それでも私は、他の被害者よりも恵まれている。 苦しんでいる被害者も、私と同じような支援を受けられるよう頑張っていく。 皆さんには、これからも支援をお願いしたいのはもちろんですが、 それだけでなく、国を越えて、世界中で戦争がなくなるように努力して欲しい。」
ベトナム戦争には、沖縄の米軍基地からたくさんの飛行機が飛んで行きました。 世界で起こる戦争に日本は無関係じゃない。
昨年、JVPF(日本ベトナム平和友好連絡会議)の呼びかけで枯れ葉剤被害者を訪問することが決まった際、私のようなぽっと出が皆さんを撮っていいのかと一瞬悩みました。 だけど、こうした機会が来たときは、その役割が与えられたときなのだと、撮ろうと思いました。 お会いすると、一人ひとりの生きるエネルギーが伝わってくる。ファインダー越しにその光を探したくなる。
こうして少しずつでも伝えられることに、意味があるのだと思います。
明日からお待ちしていますね。(在廊が決まっているのは明日のみなんです。。) 明日の対談は14時からです。ぜひ!!!
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